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スタッフとともに追及するチームリハビリテーション Full staff system

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当院のリハビリテーション

当院では、「患者さん第一主義」を根底に、患者さん・ご家族・スタッフが“チーム”となって、その人らしい暮らしを実現していただけるよう、リハビリテーションを行っていきます。

リハビリテーションの様子

チームリハビリテーション

当院では、一人の患者さんに対し、多職種のチームが組まれます。 患者さんの病状はひとそれぞれ。多くの職種の様々な視点から患者さんを診ることで、確実に患者さんを把握でき、よりよいリハビリテーションの提供に繋がります。

チームリハビリの様子

充実したスタッフ体制

当院では先進的なチーム医療体制を導入しています。医師やリハビリテーションスタッフ、看護師が互いの領域への理解を深め連携しながら、チームを組んで患者さんとともにリハビリテーションに取り組むことが、「患者さん第一主義」である質の高いチーム医療を実現させています。

充実したスタッフ体制の図

チームを構成する各職種

医師
日本リハビリテーション医学会指導医2名
リハビリテーション科専門医4名
日本リハビリテーション医学会認定臨床医3名
整形外科専門医1名
脳神経外科専門医2名
理学療法士
脳卒中認定理学療法士4名
運動器認定理学療法士2名
脊髄障害認定理学療法士1名
臨床教育認定理学療法士1名
回復期セラピストマネジャー8名
言語聴覚士
摂食嚥下障害領域認定言語聴覚士1名
失語・高次脳機能障害領域認定言語聴覚士1名
回復期セラピストマネジャー2名
看護師
回復期リハビリテーション看護師認定者13名
脳卒中認定看護師1名
摂食・嚥下障害認定看護師1名
作業療法士
回復期セラピストマネジャー3名
管理栄養士
薬剤師

フラットなチームで充実の医療体制

リハビリスタッフ、看護師やソーシャルワーカーなどが各々の観点から意見を交わしている様子

多職種を相互連携させる当院のチーム医療では、フラットな運営が重要視されています。どの職種が一番上、ということはなく、医師、リハビリテーションスタッフ、看護師や医療ソーシャルワーカーなどが各々の観点から意見を交わし、患者さん個々に合った最大限効果的なリハビリテーションを提供しています。

患者個々に合った最大限効果的なリハビリを考えいる様子

工夫1:チームカンファレンス

チームカンファレンスの様子

医師、リハビリテーションスタッフ、看護師、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士はすべて病棟に配置され、同じ空間で仕事をしています。これにより患者さんに関して異なる職種間での意見交換と情報共有を活発に行っています。

工夫2:ユニフォームの統一と「さん付け」呼称

統一したユニフォームを着用している写真

「すべての職種は対等である」ことを表現するため、すべてのチームスタッフは統一したユニフォームを着用しています。病院内スタッフ間の呼称はすべて「さん付け」です。

工夫3:各職種情報の共有化

「さん付け」呼称している様子

当院では電子カルテを使用し、各職種の情報共有をタイムリーに行っています。また、各職種の治療データや検査結果などを一つに集積されるシステムツールを用い、最新のデータが常に共有され、リハビリテーション医療を行っています。

工夫4:サブリーダー制度

サブリーダーがチームの「かじ取り役」を担っている様子

相互乗り入れ型チーム体制の取り組みとして、2年目以上の看護師・理学療法士・作業療法士・言語療法士がサブリーダーを担う「サブリーダー制度」を導入しています。サブリーダーは、一人一人の患者さんの状況を責任を持って把握し、入院から退院まで、計画的に進行できるようにチームの「かじ取り役」という重要な役割を担っています。

資格制度によるモチベーション向上

院内認定資格制度

当院では、スタッフ教育の一環として、全国の職能団体等が定める資格取得の推奨、及びに独自の資格制度を設けています。 それぞれの条件を満たしたスタッフに対し、ワッペンを配布し、内外へアピールすると共に、『目に見える目標』として、スタッフが自己研鑽できるよう働きかけています。

A特定資格保有者

全国の職能団体が定める資格取得者を対象としています

認定看護師 / 回復期リハビリテーション看護師 管理者教育課程修了者 / 臨地実習指導者講習会修了者 認定理学療法士 / 認定作業療法士 / 認定言語聴覚士 認定社会福祉士 / 認定医療ソーシャルワーカー セラピストマネージャー 等々

B接遇優良者

接遇が優良と思われるスタッフを投票しその上位者を対象としています

C年次別教育達度・サブリーダーグレード

当院独自に設けた教育制度に応じて、その達成者を対象としてします

制服とワッペンの写真

スタッフの教育体制

職員の教育研修体制も充実しています。院内の研修はもちろん、看護協会や回復期リハビリテーション病棟協会などの院外研修や、回復期リハビリテーション研究大会や各種講習会・勉強会など各職員が積極的に参加して自己研鑽を図っています。また、学会・研究発表にも力を入れており、法人内、院内発表は基より、リハビリテーションに関わる学会や各専門職団体の学会等にも多数発表しております。

研修会の様子

スタッフが研修している様子

患者さんの1日

患者さんの「退院後の生活」をイメージし、1日の中で様々な訓練を行っていきます。

7:00 起床

全身状態を確認させていただいた後、パジャマから日常着に着替えて洗面所で洗面を行います。 入院中もご自宅での生活を想定し、同じような生活を送っていただけるように援助を行っていきます。

スタッフが患者さんのパジャマを日常着に着替えさせている様子

8:00 朝食

患者さんの自立度に合わせた方法で食堂まで移動し、朝食をとっていただきます。洗面所での歯磨き・介助も毎食後に行います。リハビリテーションスタッフも介助を行い、生活の中にリハビリテーションが活かされているかを確認し、訓練メニューに反映させていきます。

スタッフが患者さんの身の回りの動作を手伝っている様子

9:00 リハビリテーション(作業療法)

身の回りの動作を中心に、リハビリテーションを行っていきます。調理などを実際に行うこともあります。

スタッフが患者さんの身の回りの動作を手伝っている様子

12:00 昼食

食堂にて昼食をお召しあがりいただきます。嚥下困難な患者さんに対しては、言語聴覚士が食事場面で確認をさせていただきながら、訓練メニューに反映させていきます。

14:00 リハビリテーション(言語療法)

音声機能障害、言語機能障害、聴覚機能障害、嚥下機能障害、高次脳機能障害などに関するさまざまな訓練を行っていきます。

スタッフが患者さんと訓練をしている様子

15:00 リハビリテーション(理学療法)

主に移動を中心としたリハビリテーションを行います。屋内での歩行訓練以外にも、屋外歩行、バス・地下鉄乗車訓練なども行っていきます。

食事の写真

16:00 入浴

一般浴室・リフト浴室を患者さんの状態に合わせて使い分け、浴槽に浸っていただけるよう工夫をします。清潔保持だけではなく、リラックス効果が得られるようサポートさせていただきます。

18:00 夕食

食堂にて夕食をお召し上がりいただきます。夕食後はパジャマ等に着替えていただき消灯までゆっくりお過ごしいただきます。

21:00 消灯

コンサート

当院では、入院中のみなさんに少しでもやすらぎをお届けしようと、1階エントランスホール(みどりホール)にて「院内コンサート」を開催しております。

ささやかなコンサートではありますが、“心のやすらぎ”になればと願っています。 クラシック・ジャズなど様々なジャンルの音楽を楽しんでいただけます。 コンサートの中では、皆様と一緒に歌を歌っていただく機会も設けております。

どなたでも参加していただけますので、ご都合に合わせて、たとえ短い時間でもどうぞお楽しみください。

コンサートの様子
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